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(ΦωΦ)<Gentoo Linux と私

はじめに

どうもこんにちは。今回 Advent Calendar に Gentoo のお題があったので、記事を書こうと思いました。今日は初日です。
Gentoo Linux をメイン PC で使っている、本当にただの一ユーザに過ぎない人です。
今回は、ディストリビューションの中から何故 Gentoo を選んだのかという経緯について、
そして普段 Gentoo を使っている上で困っていることについて書こうと思います。

何故 Gentoo を選んだのか

ディストリビューションは以前は Vine とか SuSE なんかを使っていました。
Vine は 2000 年頃、SuSE は 2005 年頃に使っていたと思いますが、定かではありません。
SuSE は openSUSE と名前が変わる前までの利用だったような…。
Vine は当時は日本語対応が割と進んでいると言われて使ってました。
SuSE はデフォルトのウィンドウマネージャが KDE でカッコよかったので選んだと思います。

Vine も SuSE もサブ PC として使っていて、Windows がメイン PC でした。
いつ頃 Gentoo に切り替えたのかは定かではないんですが、
Gentoo の「一度インストールしたらバージョンアップは楽」(いわゆる "ローリングリリース" の恩恵)というのは大きな魅力でした。
Windows も XP の頃まではよく使っていたんですが、以降のバージョンで UI がコロコロ変わって迷走しだしたので、
サブで Windows か Mac を持っておいてメインは Gentoo にしようと、どこかのタイミングで決意したはずです。

最初に Linux に手を出そうとする人が Gentoo を使うのはかなりしんどいように思いますが、
他のディストリビューションを使っていると、Gentoo のリリースモデルは魅力的になってきます。
また、自由度は圧倒的に高いので、やりたいようにできるのも良いです。

例えば私自身は USE フラグから gnome も kde も外して fluxbox を使うようにしてます。
Gnome や KDE はコンパイルに時間が掛かるので、軽量なマネージャは魅力的です。
fluxbox はシンプルで、もうだいぶ枯れているので、普段使うのには非常に使いやすいです。

Gentoo で困っているところ

Gentoo を使っている上で困っていることがいくつかあります。

1. gentoo.org の表示が遅い
Gentoo のドキュメントはインストール時のドキュメントをはじめとしてだいぶ分かりやすいです。
以前もそんなに不親切ではなかったと思うんですが、今のドキュメントはかなり良いと思います。
日本語がもっと充実していれば、言うことないです。

ただ、アップデートのときなどでたまに wiki.gentoo.org とか packages.gentoo.org を見ることがあるんですけど、表示がなんか遅いです。
描画に時間が掛かってるというよりは、単純にレスポンスが遅いような気がします。
見に行きたいときはたいてい何かでトラブっていてイライラしているので、表示が遅いとさらにイライラします。

2. @world を更新するときの依存の計算が遅い
アルゴリズムを改良したら、劇的に速くできる気が…。
まあ中身一切見てないので、根拠は全く無いんですけど。

...
もうちょっと何か挙げようと思ったけど、案外なかったです。
Skype が net-im/skype から net-im/skypeforlinux のメジャーバージョン 5 になってから、かなり質が落ちたように思うんですが、
最近 8 にバージョンが上がったのに期待したいし、そもそも Gentoo というより Linux 全般の話だし…。

まあ、特に大きな不満もなく Gentoo を使ってるということなんでしょうかね。
Gentoo 良いと思うんで、もっとユーザーが増えるといいですね。

(ΦωΦ)<おしまい